LLP Labo -FF14 エオルゼア研究所-

ウマいヘタ関係ナシに楽しくがモットーな人達の宴

8月のエオルゼア

f:id:ff14atomosllp:20190727125728j:plain


第一話「シロツメクサの憂う夜」
朝焼けが空を仰げば、世界を彩り、夕焼けがその熱を失えば、世界は色を失っていく。
そうして終わりを迎えた一日に瞼を閉じる。
当たり前の日々が勝手に続いていくと思っていた。

第二話「ゲネラルパウゼに響く声」
音のない世界で耳を澄ませてみる。聞こえるのは自分の声ばかり。
日々の雑踏が恋しくなって、ふとした物音にも緊張が走る。
音は色彩を持ち、色は音色を奏でる。手の届かない過日。

第三話「雨上がりに伸びる影」
長い長い雨が降っていた。雨雲の向こうに照らす光に手を伸ばしてみる。
届かないことは知っている。雲を掴むようなそんな気分。
傘の陰に隠れて気付かない振りをした。雨の夕暮れ。

第四話「星合いに想う空」
過ぎし日に思いを馳せて、何光年前とも知れぬ光を浴びる。
数えきれないのは星の数か、それとも。
一つ二つと積み重なって、幾重にも重なって夜空が瞬いた。

第五話「葉落ち穂張る月」
実りは朽ち果て土へと還り、やがて新たな命が芽吹く。
月が満ち、月が欠けていくように。
望郷の向日葵にそっと耳を傾け調べを聴いた。

第六話「黄昏に向かう花」
見送る背中はいつだって小さくなっていくのに。大きな影を連れてくる。
夏の日差しに目が眩まないのは、その大きな影が私を包むから。
輪郭も朧げな竜胆が橙色に染まる八月の末に。

第七話「この世界の向こうに 最終話」
どこか物憂げな空に、一滴の絵の具を垂らす。
滲んで広がって、混ざり合って彩りに溢れていきますように
未来に偲ぶ日が今でありますように、と。そう祈って。
 
TOP

Copyright (C) 2010 - 2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です